この本には、仕事を速くする方法がたくさん載っているが、そもそも仕事を速くするとはどういうことか。当たり前ですが、仕事のスピードを上げて、たくさんの仕事を終わらせるということ。
私はよく悩みます。終わりましたと言っていいものかと。
「終わりました。」と上司に報告したら、これは考えてある?あれは?など、上司の幅広い視点からの様々なコメントが返ってきて、撃沈するからである。俺、全然終わっていない…
仕事をどうやったら、自信を持って終わりましたと言えるのかを考えさせてくれる1冊である。
全体像をメモ書きで考える時間を持つ
私がたどり着いた、自信を持って終わったと判断できる可能性をあげる方法である。
理由は3つ。
- そもそも全体像は、考えることが可能
- 全体像が判断の軸になる
- メモ書きは、精神衛生を健全に保てる
そもそも、全体像は考えることが可能
頭が整理されていると、自分の仕事に関して何が大切か、どの点を押さえておくべきか、どういう問題が起こり得るか、その場合どうすべきなのかが、普段から読めるようになってくる。
頭が整理されていると、上記3つの視点が見えてくるということは、つまり、その3つの視点は何かを考えれば、全体像が見えると逆説的に教えくれている。全体像が創造可能なら、想像すればいい。
例えば、旅行先を考えてみる。
① 旅行で何が重要か?ゆっくりしたい、異文化を感じたい、雄大さを感じたいなど。
② 重要なポイント何か?治安がいい、季節は秋がいい、高級なホテルがいい、飛行機はビジネスがいいなど。
③ 問題点は?ホテル・飛行機の空き状況、空港からの距離、移動手段など
これが全体像づくりというやつか(書きながら理解しておりますw)。確かに、他にこういう情報がほしいとか、他に何したいとかインスピレーションが刺激される感じがするわ、これ。Let’s 全体像づくり!!
全体像が判断の軸
判断の軸を持つようになると、 …略… 迷わずに判断できるようになる。そのスピードは常人の何倍か、何十倍かになる。
判断の軸をもつ、これは、まさに①の全体像を自分の中に持つことである。
では、なぜ判断の軸になるのか、それは新たな情報を入手した時、その情報と全体像との関係性から、その情報に対する意味を見出すためである。新たな情報は、全体像の中のどこに位置づけられるのか考えることで意味を見出せるのである。
例えば、梨を買うか判断する際、その梨はおいしいよという情報では判断しづらいが、私が好きな梨、幸水と比較して、幸水よりおいしいよとなれば、それはもう大変なぐらいおいしい梨だから買う!!と(私は)判断する。つまり、幸水のおいしさという軸と比較することで、その梨に幸水越えという意味を持たせることができたのです。
メモ書きは、精神衛生を健全に保つ
気がかりなことが頭に浮かぶたびに、溜めずに全部メモに吐き出していく。
個人的な感覚になってしまうのだが、何をすればいいかわからなくとも、そもそも自分は何が分かっていないのかが明確になると、不安は軽くなるように感じる。だから、分からないことは何かを整理することができるメモ書きは、精神衛生上、非常よい方法である。
また、自分が分からないことが明確になれば、どうすれば分かるのか考える契機になる。ちょっとかもしれないが、前進する。この前進している感覚も、精神衛生上良い。
感想
3つの視点を考えれば全体像が把握できることに気づいたときは、まじで、感動した。
書いてある3つのポイントは、当たり前のことだが、それを意識し、全体像を創造するという点が発見であった。その全体像があるからこそ、別の意見が来ても、その意見を自分の全体像の中にプロットして、その意味を考えればよいということ。いや~、まじで道開けたわ~。
俺は、全体像がわからない中で、もがいていたんだなと、改め痛感しました。
(参考)