『東大読書』by 西岡壱誠

そもそも読書って何のためにするのか。

色々な理由がありそうだが、多くの人が、新たな情報や考え方に触れることで、着想を得て、自分の考え方や行動を改善していきたいからではないだろうか。

少なくとも私はそうである。

そう考えると、「新たな情報や考え方」を「自分の考え方や行動」に反映させるように本を読む必要がある。

自分で書いててなんだが、そんな意識で本を読んでいただろうか、俺。。。

本から「自分の考え方や行動を変える」ための情報を、どのように得るのか考えさせてくれた本である。

本は、ノートに図を描きながら読む

私がたどり着いた、「新たな情報や考え方」を「自分の考え方や行動」に反映させる可能性を高める読み方である。

理由は3つ。

  1. 理解する意識が高まる
  2. 関連性が考えやすくなる
  3. 忘れない

1. 理解する意識が高まる

主体的に読むことができる

書くためには、まず書かれていることを把握しなければならない。だから、理解する意識を自然と高めてくる。

そして、だらだらと書くと時間がかかるから、より情報を取捨選択し、要約して記載するようになる。

つまり、書くために、主体的に情報を取りに行くようになり、受け身の読書が避けられ、理解する意識が自然と高まる。

2. 関連性が考えやすくなる

自分が読んでいる本の全体像を理解しながら読解することができる

当たり前だが、図を描くには、情報と情報の関連性・位置関係を理解しないと描けない。だから、自然と関連性について考えるようになる。

また、図でコンパクトに表現することから、本全体を1枚のページで表現できるようになり、全体像をより把握しやすくなる。

3.忘れない

何度も見ている情報を重要だととらえる

ノートに書くと、1冊の内容が数枚に収まってくる。書きなおしや、関連性を考えるたびに、過去に記載した情報を何度も目にするようになり、より忘れにくくなる。

また、1冊の本の中には大量の情報が含まれている。最初に出会った情報は、最後の方では忘れていることが、(私は)往々にしてある。それを防いでくれるのも書くことのメリットである。

感想

考えながら読むって、こういうことだったのねと今更ながら知りましたw

私の30年間の読書って…

いや~、勉強になりました、本当に知れてよかった。知らぬが恥よ。

 

(参考)