という疑問にお答えしたします。
多くの生徒がいて、合格者を輩出している専門学校であればOK
会計士の専門学校で有名な4校。
じゃあどこがいいの?と思うかもしれませんが、上記4校であればどこでもいいと思います。
公認会計士試験は、大学受験と同じで、試験です。大学受験の塾も、駿台・河合塾・東進とか色々あるじゃないですか。どこの塾でも受かる子は受かってますよね。それと同じです。なので、どこの学校でも、ちゃんと勉強すれば受かるし、しなければ落ちます。
なんだよそれ、と思うかもしれませんが、上記4校であれば大丈夫な理由はあります。
合格者がでている専門学校であること
選ぶ大前提として、合格者を輩出している専門学校を選んでください。
当たり前だよと思ったかもしれませんが、なぜ当たり前なのでしょうか。合格者がでている学校のテキスト及び授業内容が、合格するに十分足る内容だからですよね。
あとは、自分がそのテキストを使って、合格レベルに達するだけ。
多くの生徒がいる
ただし、多く生徒がいる専門学校の方が無難です。
公認会計士試験はみんなが同じ試験を受けます。ということは、多くの人が解ける問題はできないとダメな試験です。なので、上記4校の模試に似た問題が本番の試験に出題された場合、自分だけできないのは致命的です。
だから、多くの人が通っている専門学校、つまり上記4校にいけばいいのです。
実際、私が所属していた大学のゼミメンバーには、TAC・大原・CPA生達がいましたが、全員合格しています。合格者を出している学校でちゃんと勉強すれば、本当に大丈夫だと思います。
(参考)論文式試験の合格者数(2017年度→2018年度→2019年度)
※各HPより、ただしLECは人数が掲載されておらず不明
- 大原 :482人→486人→470人
- TAC :352人→357人→360人
- CPA :121人→223人→357人
快適な受験生活をイメージする
といっても、どうやって選べばいいの?となりますわな。
会計士試験は、最低2年間は勉強期間を必要とする試験です。長丁場なので、毎日の受験生活が快適に、そして、モチベーションを維持できる環境で選ぶというのも結構重要だと思います。
ということで、快適な受験生活ができる専門学校を探してみてはいかかでしょうか。
例えば、
- 通いやすさ
- 校舎のきれいさ
- 先生のかっこよさ
- 友達(ライバル)がいる
私は、大学のそばにあった専門学校にしました。上でいう、通いやすさですね。
専門学校に行きながら、途中で大学の授業を受けにいくができ、なかなか快適でした。また、大学と家は電車通学だったので、電車の移動時間も本を読んだりすることで気分転換にもなりました。
人によって、快適な受験ライフは異なると思うので、通っているイメージをして決めるというのもいいと思います。
受験を通じて、レベルの高い会計士になりたいなら、CPA会計学院がおすすめ
実は、私の母校はCPA会計学院です。なので、CPA目線になってしまいますが、会計士の仕事して、CPAの授業で本当に良かったと思っていることがあります。
それは、会計基準の原文に当たる授業をしてくれるです。
これ、監査の仕事をする上で、本当に重要だと思っています。
会計士の仕事をすると、会計基準と日々、にらめっこすることになります。
その都度調べるのですが、会計基準って本当に一杯あるんです。是非一度、監査六法を本屋で見てください。ものすごい分厚さですw
基準の全部を覚えているわけではないですが、何となくの場所がわかっているということが非常に重要なのです。基準を斜め読みし、該当箇所にたどりつくスピードが圧倒的に早いのです。
また、知識の吸収力が違う気がします。すでに会計基準に関する大木が自分の中に出来上がっているので、あとは実務で出てくる細かい論点の幹を伸ばしていくだけ。会計知識のレベルアップしやすい体質が受験を通じて出来上がっている感じですね。
一応伝えておきます。原文に当たる授業がいいと言いましたが、これ、普通にきついです。会計基準って膨大な量がありますが、それを本当に読み込みます。しかも、会計基準だけでなく、監査基準、会社法もです…
ただ、このきつい行為を受験を通じてするのか、試験に合格してから独学でやるのか。どっちがいいか、考えてみてはいかかでしょうか。
【有名な会計士の専門学校】